ピアノは時間とお金がかかるから先生選びは慎重に

先日 東京芸大卒の友人が 新しく入会してきた生徒は前の先生にほとんど何も指導されてこなくて もうツエルニーに入るのに 手の形から指導してとても大変で そんな指導を受けてきたお子様がかわいそうだということを話していました。

私も夏の終わりに 前の先生がほとんどフォームも直さない、強弱も無視 ただフニャフニャ単調に弾くだけ、という中学生に教えることになったのですが なぜピアノを教えると言っておきながら ほとんど何も指導しないのか、時間とお金をかけたその生徒様が本当にかわいそうで 会ったこともないその先生に怒りを覚えそうになりました。

生徒様はその先生にピアノのレッスンを受けにきているのですから 教えるスキルの差こそあれ ピアノの講師をやっているのならきちんと基礎的なことは教えるべきです。
自分で教えられない、弾けない先生は教えるべきではないですし そんな先生には習ってはいけません。

ピアノのレッスンには時間もお金もかかります。時間とお金に見合った先生のレッスンを受けましょう。

ピアノのレッスンは東京芸大や国立音大ピアノ科出身でも 地元の短大出身の先生でも たいしてレッスン料は変わりません。
レベルの高い音大出身だからレッスン料は法外に高くて レベルが大したことのないところ出身だからレッスン料は割安ということはほぼありません(一般のピアノ教室の話です。例外もあるかもしれませんが 私は知りません)
使う時間もだいたい同じで週1回とか月に何回かのレッスンです。

私は 私の教室に通ってきてくださる生徒様には きちんとしたフォーム、指遣い、楽譜の読み方、演奏方法など基礎をしっかりお伝えしていますし お伝えしなければいけないと思っています。

語学でもなんでも基礎は大切です。
例えば英語が話せない、発音も教えない先生のところでは英語は習わないですよね。
ピアノも同じです。